宮崎県綾町

綾町の魅力

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  原生の自然が残るまち

  綾町には日本一の原生林、照葉樹林が広がっており、山は見渡す限り大きなブロッコリの房のように生い茂った葉が盛り上がっています。
  常緑広葉樹が光り輝き、豊かな水を生み、ドングリやシイの実・アケビ等の食べ物が豊富。そして動植物や鳥、獣等の多様な生物が生息する森が照葉樹林です。
  この森は昭和40年代、国の方針に伴う大規模な伐採計画に対し、自然を守る為に一丸となった住民運動により守られた森です。
  その後、町は自然を守る条例を設置し、現在この森は国定公園となりました。

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  自然と共生したまちづくり～有機農業～

  森を守った綾町はそこから、自然と共生したまちづくりに取り組んでいます。
  その一つが有機農業の普及です。化学肥料や化学農薬に頼らず、土づくりを基本とした健康で安全な野菜作りのため、液状堆肥製造施設や家庭生ごみのたい肥施設を町が建設し、町全体で自然の摂理に沿った自然生態系農業に約半世紀前から取り組んでいます。

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  手づくり工芸の里・綾

  手作り工芸の里は綾町の代名詞の一つです。
  自然と共生する綾町には、陶芸、織物、染物、木工、ガラスなど約40もの工房がり、自然がもたらす天然の素材を活かし暮らしに根付いた文化的な工芸品を、現代の大量生産・大量消費に反し手作りで生産しています。
  

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  世界が認めるユネスコエコパークの町

  全国に先駆けて推進した有機農業や手づくり工芸の里づくり、花いっぱい運動、綾の照葉樹林復元プロジェクトなど官民あげたこれらの取り組みは世界的に高い評価を受け、2012年、ユネスコエコパークに登録されました。これは先人たちの過去の取り組みが評価されたというだけでなく、未来に引き継ぐという想いを世界に向けて宣言したことを意味します。