滋賀県米原市

米原市の魅力

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  伊吹山山頂のお花畑

  滋賀県最高峰である伊吹山（標高1,377メートル）は、別名「花の百名山」と呼ばれ、山頂のお花畑は国の天然記念物に指定されています。
  『古事記』のヤマトタケル伝説にも登場し、古来から霊峰として崇められている伊吹山。また、その特異な地理的・気候的条件から、固有の生態系が発達し、自然豊かな植物の宝庫としても知られています。

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  醒井宿の梅花藻（バイカモ）

  醒井宿は中山道61番目の宿場として栄え、往来する旅人で賑わいました。宿場を潤す「居醒の清水」は平成の名水100選にも選ばれた湧水で、そこから流れる地蔵川には、水温約14度の安定した清流の中で育つ珍しい水中花「梅花藻」が群生します。梅花藻は、初夏から晩夏にかけて梅の花に似た白い可憐な花を咲かせ、希少な淡水魚「ハリヨ」とともに、醒井ならではの風景を形づくっています。

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  天野川のゲンジボタル

  米原市長岡の天野川流域は、1952年に「長岡のゲンジボタルおよびその発生地」として国の特別天然記念物に指定されました。ホタルの発生地として天然記念物に指定されているのは全国でも11カ所ありますが、特別天然記念物に指定されている地域は長岡のみとなっています。毎年６月には「天の川ほたるまつり」が開催され多くの人で賑わい、初夏の夜、暗闇に舞うゲンジボタルの幻想的な光の乱舞は多くの人々を魅了します。

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  伊吹在来そば

  伊吹在来そばの実は小粒であるのが特徴で、粉や麺にしたときに薄皮特有の香りなどの個性が強く発揮されます。そば通の間では「独特の風味と味がともに強く、野性味にあふれたそば」と評され、のど越しよく上質な香りと甘みを感じさせてくれます。
  伊吹在来そばの採種場は、他品種と交雑しにくい周囲を山に囲まれた地形を利用し、厳正な栽培管理がされており、守られてきた特徴ある産品の名称を地域の知的財産として保護する農林水産省の地理的表示（GI）に「伊吹在来そば」が登録されています。

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  ビワマス

  びわ湖の固有種であるビワマスは鮮やかなで美しいサーモンピンクの身が特徴で、クセのない味わいととろける味わいから「琵琶湖の宝石」と呼ばれています。
  米原市内には明治11年（1878年）に固有種のビワマス養殖を目的に設立された日本最古の養鱒場 “醒井養鱒場”があり、マス釣りや魚すくいなどの体験、飼育展示や採卵による学び、その場でビワマスを味わうことができます。

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  近江牛

  近江牛は、滋賀県内で肥育された黒毛和種の和牛で、日本三大和牛の一つです。約400年の歴史を持ち、霜降りの美しさややわらかな肉質、甘みのある脂が特徴です。平成29年には地理的表示（GI）にも登録され、全国的にも高い評価を受けています。
  米原市内には質な近江牛を使用した料理を楽しめる飲食店がいくつかあり、旅の思い出に、ぜひ米原で本場の近江牛をご賞味ください。